株式会社愛研 環境保全事業
モキ製作所の薪ストーブ 普及販売】

モキ製作所薪ストーブ生活イメージ

自然を知る「燃やすもの探し」

【嬉しい・楽しい・安全】〜その3〜

「何でも燃やせる薪ストーブ」を手に入れたなら

現代生活では、自分で普通には処理ができない色々な「ゴミ」が出ます。それを見て、これも「ゴミ」として都市美化センターで燃やしてしまうしかないのか……と、残念に思うのが「もったいない」という心です。もし何かに有効活用できれば、とつい考えてしまいます。特に、エネルギー問題に強い関心があったり、生ごみを堆肥として有効利用しようという人なら、「もったいない」と、いつも心悩ませているのではないでしょうか。

「もったいない」と思う代表的なものの一つが、剪定枝のような身近な「木質バイオマス」です。かつての「落ち葉焚き」の記憶にあるように、身近な植物が作ってくれた枝葉は、うまく活用できれば、自給自足的な合理性や安心感、楽しさを得るための、恰好の燃料資源になるはずです。少なくとも「ゴミ」として都市美化センターで燃やしてしまうよりは「何かを生み出している」という気持ち良さを味わえることになります。

モキ製作所の薪ストーブのような「何でも燃やせる薪ストーブ」だからこそあり得る「導入に至る大きな動機」には、無意味に捨てるしかなかったものに、何か幸せにつながる意味を新たに見い出せると嬉しいという、人としての根源的な欲求に繋がる部分があるのではないでしょうか。

実際問題、身近な植物の生み出す「バイオマス」は、立派な薪としての贅沢な燃料とは程遠いものが多く、無警戒にただ燃やしてしまうと、ススや煙によるご近所の迷惑が甚だしいという事態に陥るために、だからこそ「高性能の薪ストーブ」が、そのような根源的な欲求には欠かせないということもできます。捨てられていたものをエネルギーに換えることができる、という意味での「高性能」です。

そんな「何でも燃やせる薪ストーブ」を手に入れたなら、木質バイオマスのエネルギー利用の可能性は一気に拡がります。自然が生み出してくれているものを見て、これも利用できるのではないか、あれも利用できるのではないかと考えているうちに、それまで見えなかった世界が見えてくることになるのではないでしょうか。

実際に薪として燃やしてみてわかること

いくら「何でも燃やせる薪ストーブ」と言っても、燃やせるものには限界があります。まず「本当のゴミ」を絶対に燃やしてはいけません。なぜなら快適便利に使えるように工夫された材料が複雑に組み合わされた「本当のゴミ」には、往々にして化学的反応性を持った物質や重金属類が含まれることから、「有害物質の処理」のために用意された仕組みがないと、健康上のリスクに対応することができないからです。

よって、あくまでも植物が生み出した「自然物」、中でも一般に燃料として利用されうる枝や幹を、薪として燃やすということに話を絞りますが、実際に燃やしてみると、一言で「木材」と言っても千差万別、燃えやすさも燃える様子もまるで異なるということに気付かされることになります。

細い枝を丸ごと燃やす場合と、太い幹を割ったものを燃やす場合でも大いに違うのですが、まず気が付くのは、木の種類によって、大きく異なってくるということです。針葉樹と広葉樹で違うのは明らかですが、針葉樹でもマツとスギとヒノキでは違うし、広葉樹の中でもナラの仲間とカバノキの仲間ではまるで違います。

これは木の種類がわからなくても、持った感じからして違います。樹皮があれば大きな手掛かりですが、端材のようなものでも、色の雰囲気、重さの印象、硬さの印象、木肌の感触、匂い、木目の様子……様々な「木の個性」を感じることができるはずです。

五感を駆使しながら様々な個性の木を火にかけていく中で、その燃え方が「期待通り」かどうか観察する。火が付きやすいか、爆ぜるほど激しく燃えるのか、じれったいほどゆっくり燃えるのか……等々、観察を繰り返す日々は、発見の連続だと言えます。その発見は、自然や、その多様性について目を開いていく、一つのきっかけになっていくことと思われます。

なお、このことにつきましては、弊社が提案する薪の入手場所である犬山里山学センターでは、里山林の手入れにともない、そこに生える様々な樹種の枝や幹が薪として供給されています。様々な木の樹皮や、それを割って見える材の色や手触りなど、薪としての利用を通して、自然の多様性を実感頂ける機会としては、犬山里山学センターでの薪調達は最も興味深いのではないかと思われます。好きな方には、ぜひ足を運んで頂けましたらと思います。

より良く燃やすための具体的な注意点

モキ製作所の薪ストーブであれば、激しく燃えて高温になるような木でも竹でも問題なく燃やせるために、様々な木を燃やしてみる楽しみがあるのですが全ての種類の木に言えることは、とにかくしっかりと乾燥した状態のものを、薪としてストーブに投入するということです。

乾燥が不十分な状態の木を投入してしまうと、それでもそのうち燃えてはくれますが、木に含まれる水分を気化させるために損失する熱量は相当なもので(下手をしたら半分程度になってしまう)、その結果、燃焼温度も下がってしまい、不完全燃焼の状態となってくすぶり、大量のススや煙、コールタールを発生させてしまいます。

薪として充分乾燥させた状態にするには、最初から充分乾燥されたものを手に入れるか、自分で乾燥させるかのどちらかです。ここをどうするかが、薪ストーブを上手に使っていく上で、本質的に重要な「知恵の使いどころ」と言えるでしょう。

乾燥の目安としては、木口面(幹を真横に切った面のことで、年輪が現れる)に割れ目が入ること、生木のような白色よりも濃い色になっていること、叩き合わせた時の音が軽いこと、などです。水に浮かべられた貯木場でも木は乾くと言われるように、伐られて長い時間を経た木は、雨に打たれていても乾いていきますので、よく観察して最初から実際に乾燥した木を選ぶと便利です。乾燥の度合いが値段にちゃんと反映されているとは言えませんが、薪として購入する場合に非常に重要な要素となります。

自分自身で乾燥させる必要がある場合のポイントは、とにかく早く割ることです。樹皮に覆われた状態では、サランラップを巻いているようなイメージに近いと思ってください。逆にいえば割ってさえしまえば、乾燥はずいぶん早く進みます。例えば細い枝のようなものなら、割ってしまえば薪ストーブの側にしばらく置いておくだけで短時間で乾かすこともできるでしょう。

もちろん木の種類によっても、含水率が高くて油分も少ないサンゴジュのようなものから、最初から含水率が低いうえに乾きやすく油分も多いスギのようなものまで様々です。そのような違いを身をもって感じることも「何でも燃やせる薪ストーブ」を使うことの魅力の一つであると言えるでしょう。

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